葛は秋の七草でマメ科に属するツル植物です。
ですので、豆状の実が成ります。
夏の終わり頃から花が咲き、そのあと枝豆のような実をつけます。
これを種として苗を増やすことも可能なのですが
芽を出す確率がかなり低いです。
自然の葛も、ツルを伸ばし、そこに新たに根をおろし増殖するのがほとんどです。
下記の画像は今年の1月です。
9月頃から、豆の成長過程もこのブログでお伝えしていく予定です。
葛の全てに出逢う旅
葛はマメ科に属するツル植物ですので、ツルを伸ばして繁殖します。
新しいツルは緑色で表面を薄い毛で覆われています。
年数の経過したツルは太くなり、色も茶色くなってきます。
縦のものに巻きつく性質を持っていますので、木や電柱など一度巻きつきだすと
どんどん上に伸びていきます。
様々な利用価値があり、たくさんの製品に使用されています。
中でも葛のツルの使用が盛んなのは、静岡県の掛川というところで
葛布(カップ、クズフ)というものが名産品になっています。
あの葛のツルから布を作るという発想はすごいですよね。
しかし、今のところ食用にはできないんです。
根、葉、花は食べられるのですが、ツルだけは認められていないのです。
「毒性がある」と断定はされていないのですが、「毒性が無い」ということが
立証されていないからです。
なのであまり食さないほうがいいですよ。