前回のブログで葛の学名は Pueraria lobata であると
書きました。では現在一般的に使われている和名「葛」という名前は
どこから来たのでしょう?
吉野山と同じ吉野町に「国栖 (くず) 」という地域があります。
昔、この地域で葛を掘り出し精製されていたことから
「葛」という名前になったそうです。
良質の葛粉を精製する為には、きれいな水が欠かせません。
現在 国栖地方では、このきれいな水を使用した和紙や
吉野の名産品である「吉野杉」からつくるお箸などの
伝統工芸品がつくられています。
昔からの伝統を守り続ける人がいるというのは
本当に素晴らしいことですね。
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国栖の里観光協会 http://www.kuzunosato.jp/