先日、大阪府和泉市にある「葛の葉稲荷」へ行ってきました。
このブログでも何度か紹介している
谷崎潤一郎の著書「吉野葛」にも登場し
遠州章さん著書「葛の花道」でも紹介されています。
葛の葉という名の狐の物語
谷崎潤一郎が表現し続けた、理想の女性像である母親
その気持ちに共感するのが、葛の葉伝説だったのでしょう。
葛の葉伝説の詳細は↓ ↓ ↓
上の看板には書かれていませんが、これに登場する葛の葉の息子「童子丸」は
陰陽道を学び、立派な陰陽師になりました。
それが、後の有名な陰陽師「安部晴明」なんですって。
境内には葛の葉稲荷というくらいなので色々葛の葉です。
そして、葛の葉伝説で有名な詩があります。
恋しくは 尋ね来てみよ 和泉なる
信太の森の うらみ葛の葉
狐が筆をくわえて書いている様を表した句碑を発見
ケヤキやクヌギなど、大きな木がたくさんあって
森と呼ぶにふさわしい空間でした。
私は霊感はほとんど無い方なのですが
入った瞬間、何か感じました・・・。
たぶん、いますよ。 葛の葉
なんと町名まで葛の葉なんです。
一度行ってみてください。