くずきりの作り方

吉野葛の滑らかさを存分に堪能できる一品

これから夏にかけて、よ~く冷やして食べると

本当においしいです。

そんな「くずきり」の作り方を紹介します。

基本的に作り方は簡単なのですが、ちょっとご家庭に無いかもしれない

道具が必要です。それは大き目の鍋と、金属製の薄いバットです。

・・・・・

1人前の分量

 葛粉 40g  に水120g です。

①分量の葛粉と水を良く混ぜ合わせます。

    薄いバットに1~2mmの厚みで流します。

    沸騰したお湯に浮かべます。

②かるく揺らしながら浮かべておくと

    固まってくるので、お湯にゆっくり沈めます。

③お湯につけるとすぐ透明になるので

    約10秒で取り出し氷水につけます。

④冷えたら水の中でバットからはずします。

    よく濡らした包丁とまな板を使用し

     5mm幅にカットします。

お好みで黒蜜や三杯酢でお召し上がりください。

鍋物にもお使いいただけます。

 
動画もごらんください。

葛の苗作り その③

葛の苗たちが順調に成長しております。

ここ最近、5月と思えないような冷え込みですが

スクスク大きくなっています。

今のところ、新芽のでてきた節は全体の7~8割くらいかな?

挿した時期が良かったのか、成績よしです。

しかし苗は、根と葉が両方揃わないといけません。

新芽がでても、根が生えてこないと節に残った

養分が無くなって枯れます。

みんな、がんばって強い根を生やすんだ!

葛湯の作り方

葛粉を使ったレシピの中で最もポピュラーなもの

寒い冬には体の芯からあったまる

葛湯の作り方を紹介いたします。

1杯分の分量

  ・葛粉  10g

 ・ 熱湯  100g

 ・砂糖  適量(お好み)

①よく温めた器に葛粉を入れます。

    約10gのぬるま湯でよく溶きます。

   (こうすることでダマになるのを防ぎ、ムラなく仕上がります。)

②沸騰したお湯を注ぎ手早く混ぜます。

   (うまくいくと、ほとんど混ぜなくてもできます。)

③仕上げにお好みで砂糖を加えて完成です。

葛湯を作る際に「透明にならなかった」 「固まらなかった」という

場合があります。それは葛粉に加わる熱量が足りなかった為です。

失敗しない為には

・器はしっかり温めておく

・葛粉を溶く際、ぬるま湯を使用する

・必ず沸騰したお湯を使用する

・砂糖は仕上がりに加える

以上の4つを心がければほとんど失敗はありません。

 ※それでも失敗して固まらなかった時は?

 電子レンジで約10秒加熱し、よく混ぜてください。

 これを、透明になるまで繰り返してください。

 だいたい1~2回でOKです。

それでは美味しい葛湯を作ってくださいね。

 
動画版はこちら

急成長

前々回のブログで葛の鉢植えをどのように成長させていくか

思案してたのですが、あれから一週間ほど経ちました。

いまだに良いアイデアは浮かんでおりませんが

葛は目覚しい成長を続けています。

蔓の長さも40cmを超えてきました。

そろそろ巻きつかせてあげないと・・・

仕方がないので、とりあえず昨年の格子を使おうか?

うん、そうしよう。葛は待ってくれないのだから。

でも、早く考えなければ・・・・・・・

葛は漉すこと

葛粉を使用したレシピを公開していく前に

大切な基本を説明します。

ほとんどの場合、葛粉は水溶きしてから使用します。

汁物のとろみ付けや、胡麻豆腐のような練り物などなど。

葛粉を溶く水の量は使用方法によって変わりますが

その際、目の細かいフルイで漉す(こす)ことが大切なのです。

完全に溶けたように思えても、少しですが溶け残る部分があります。

これを残したままでは、仕上がりに影響が出ます。

この粒は決して、溶けないワケではありません。

溶けにくいだけなのです。

なので、水溶きした状態で10~15分間 たまに混ぜながら

置いておくことで、ほとんど溶けてくれます。

でもそんなに待てない、時間がもったいないという場合は

「漉すのが基本」と覚えておいてください。