思案中・・・

今年で三年目を迎える我が家の葛の鉢植え

目覚しい成長を見せ、どんどん新芽を出し成長しております。

昨年までは、竹で作った格子状の物に巻きつかせて

いたのですが、今年は三年目ということもあって

葛の成長も過去二年間に比べると

かなり凄い予感がします。

おそらく昨年までつかっていた格子では持たないでしょう・・・。

小さな鉢植えですが、いくつもの蔓がドンドン伸びて

1つの蔓が2つに分かれ、また2つに分かれ

いったい今 この鉢の蔓は何本なの?

といった感じで、伸びて伸びて

増えて増えてを繰り返します。

さすがに抑えきれず剪定をします。

鉢植えとして格好の良いくらいまで。

でも、今年はなるべく好き勝手に

伸びるだけのばしてやりたいなぁと

思っています。

その為には・・・・・・

何に巻きつかせようか?

どこに鉢を置こうか?

う~ん、頭のメモリが容量不足だ。

葛の苗作り その②

その①で採取した節を土に挿していきます。

今回は約150本採取しました。

何割 苗として成長するのでしょうか。

使用する土は赤玉土の小粒です。

たくさん挿せるように斜めに差し込みます。

前回説明したとおり、節から芽と根がでますので

差し込む深さは、節が半分くらい土に埋もれている感じです。

置き場所としては、朝日をしっかり浴びる所で

なるべく西日は避けるというのが理想です。

普通の植物と同じで、土の表面が乾いてきたら

散水してください。

気温にもよりますが、1~2ヶ月くらいで

植え替えできる苗に成長します。

あとは待つだけ。

楽しみです。

葛の苗作り その①

葛の苗を作る為、挿し木を開始しました。

まずは葛の生えている場所で蔓(つる)を採取します。

約15cmくらいの長さで採取するのですが

ポイントとしては上から 2~3cm程の位置に節がくるように

採取します。下の画像を参考に説明します。

既に新芽と新しい根が生えた節です。

見ての通り「節の上部」から新芽をだし、「節の下部」から根をだします。

通常では新芽も根も生えていないものを挿し木しますので

節から根がでるまでの期間に枯れない為の栄養が必要になります。

採取の際、節から下を12~13cm残すのは

この部分が栄養タンクだからです。植物は根の方から栄養を吸い上げるので

節より上の部分は長くても、あまり意味が無いのです。

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2つ目のポイントはなるべく根に近いところの太い蔓を選ぶことです。

先の方の蔓は細くて枯れていることが多いです。

切った断面が活き活きしたものを採取しましょう。

採取した節が全て苗として成長する訳ではないので

かなり多めに採取してください。

新芽の成長

例年より寒い日が多かったような4月

最近になって暖かい日が増えてきました。

鉢植えの葛も成長していますが

まだまだ伸び方は、ゆっくりゆっくり

そろそろ新しい苗作りをはじめよう。

葛の挿し木は気温が低すぎると芽が出る前に

枯れてしまい、逆に気温が高すぎると腐ってしまう。

一度根付くと枯らすことが難しい葛だが

小さい苗は非常に弱々しいものだ。

天気予報ではしばらく気温20度くらいの日が続くみたい・・・

今が狙い目かな。

葛の花

先に説明したとおり、葛は秋の七草で

残暑の頃には美しい薄い赤紫の花を咲かせます。

縦に長い形をしており、大きいもので20cmくらいです。

葛の花は小さい花があつまってできており

下のほうからすこしづつ咲きあがっていきます。

全ての小花が咲くことは無く、すその方が枯れたころに

真ん中が咲いている。先のほうはまだ蕾といった感じです。

花芽は葉と同じように、節から伸びてきますが

葉の生い茂る量から比較すると

花の数は少ない感じを受けますね。

でも、一面 緑の葉の絨毯に咲く赤紫の花は

心に響く何かがありますね。