Monthly Archives: 9月 2010

空の魅力

ほとんど毎日、写真を撮っている

1日平均30枚くらいかな

一番多いのは子供の写真

次に多いのは空の写真

基本的に仕事は室内なので

外に出た時には、とりあえず空を見る

意識しているわけでは無いけど自然と空を見る

空の何に心が魅かれているのか分からないけど・・・・・

 
 

 
 

 
 

立体感

いつも撮影と現像は、立体感を考える

写真は2次元だが、イメージは3次元

その場の空気感を切り取り表現するには

立体感は欠かせない

 OLYMPUS PEN E-P1 とLUMIX G 20mm/F1.7 ASPH

この組み合わせは最高に気に入っている

雲を撮った時の表現力にはいつも驚かされる

 
 

 
 

 
 
私の感じた光をうまく表現してくれる

シャドーも光を引き立てる

フルサイズ一眼には劣るが

日常のスナップ写真用としては、非常に頼もしい

 
 

 
 

 

彼岸花

お彼岸になると、彼岸花が咲く

彼岸を知らせるように咲く

冷夏でも猛暑でも、きっちり彼岸に咲く

曼珠沙華」とも呼ばれるらしいが

やはり彼岸花という名がふさわしいと思う

 
吉野駅から吉野山へ続く 「七曲がり」

梅雨にはアジサイ園として、たくさんの紫陽花が咲き乱れる

今は、大量の彼岸花が彼岸の終わりを告げている

 
 

 
 

 
 

 
 

 

終・山上参り

洞辻より約40分、険しい山道を通り

夕方5時頃、山上 「護持院」 に到着

標高1700mの透き通るような空気感

下界との温度差は10℃以上

「凛」とする、とはこのことだろう

 
 

 
 
ここから、さらに山上本堂へ向かう

石段を登り、最後の修行門をくぐる

 
 

 
 

 
 
宿で一息の休憩

食事をいただき、少しの仮眠

午前2時 起床

午前3時から戸閉式が執り行われた

 
あまりに現実とかけ離れた空間に言葉が無くなる

全ての電気が消され

ろうそくの灯りだけの静寂な堂内

張りつめた空気のなか、式は進む

初めての参加の私は、その場の空気に圧倒された

1300年間、こうして歴史を守りつづけてくれた人たちへの

感謝の気持ちが湧いてきた

とても撮影できるような気分になれなかった

 
場所を屋外に移動し、先ほどとは打って変わって

盛大な雰囲気となる

 
 

 
 

 
 

 
 
式典に参加させていただいて、よかったと心から思う 

 
下山してから今日で3日目になるが

あの空気感が体から全く抜けない

うまく表現できないが、損得勘定では無い

現実世界とかけ離れた場所

 
抱えていた悩みなど、ちっぽけな物だったと気付かされた

少し人間が大きくなったと感じた

経験した次の日からの力を与えてくれる

これが本当の「癒し」というのだろう

 

続・山上参り

1時間ほど洞辻で休息

同行者と合流して、再び山上本堂を目指す

すでに標高は1000mを超えている

目に映る景色は普段の生活から

遠く、かけ離れている

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
修験道 3番目の修行門 「等覚門」

山上本堂はもうすぐだ