1日平均30枚くらいかな
一番多いのは子供の写真
次に多いのは空の写真
基本的に仕事は室内なので
外に出た時には、とりあえず空を見る
意識しているわけでは無いけど自然と空を見る
空の何に心が魅かれているのか分からないけど・・・・・
いつも撮影と現像は、立体感を考える
写真は2次元だが、イメージは3次元
その場の空気感を切り取り表現するには
立体感は欠かせない
OLYMPUS PEN E-P1 とLUMIX G 20mm/F1.7 ASPH
この組み合わせは最高に気に入っている
雲を撮った時の表現力にはいつも驚かされる
私の感じた光をうまく表現してくれる
シャドーも光を引き立てる
フルサイズ一眼には劣るが
日常のスナップ写真用としては、非常に頼もしい
彼岸を知らせるように咲く
冷夏でも猛暑でも、きっちり彼岸に咲く
「曼珠沙華」とも呼ばれるらしいが
やはり彼岸花という名がふさわしいと思う
吉野駅から吉野山へ続く 「七曲がり」
梅雨にはアジサイ園として、たくさんの紫陽花が咲き乱れる
今は、大量の彼岸花が彼岸の終わりを告げている
洞辻より約40分、険しい山道を通り
夕方5時頃、山上 「護持院」 に到着
標高1700mの透き通るような空気感
下界との温度差は10℃以上
「凛」とする、とはこのことだろう
ここから、さらに山上本堂へ向かう
石段を登り、最後の修行門をくぐる
宿で一息の休憩
食事をいただき、少しの仮眠
午前2時 起床
午前3時から戸閉式が執り行われた
あまりに現実とかけ離れた空間に言葉が無くなる
全ての電気が消され
ろうそくの灯りだけの静寂な堂内
張りつめた空気のなか、式は進む
初めての参加の私は、その場の空気に圧倒された
1300年間、こうして歴史を守りつづけてくれた人たちへの
感謝の気持ちが湧いてきた
とても撮影できるような気分になれなかった
場所を屋外に移動し、先ほどとは打って変わって
盛大な雰囲気となる
式典に参加させていただいて、よかったと心から思う
下山してから今日で3日目になるが
あの空気感が体から全く抜けない
うまく表現できないが、損得勘定では無い
現実世界とかけ離れた場所
抱えていた悩みなど、ちっぽけな物だったと気付かされた
少し人間が大きくなったと感じた
経験した次の日からの力を与えてくれる
これが本当の「癒し」というのだろう