澱粉は加熱により水を吸い込み透明になる
そして温度の低下により離水し白濁する。
これが澱粉の基本です。
今回は・・・
低下させる温度の違いで白濁速度が
どれほど変わるのか、という実験です。
本葛と水で作った葛切りを使用します。
作ってすぐの葛切りを割り箸に引っかけて
水の入ったコップに沈めます。
水温は3℃と30℃の2種類で変化の違いを検証します。
注: ・画像、左が3℃。右が30℃です。
・結露がすごくて、撮影毎に拭いていたのですが少し見にくいです。
・途中で氷を足しているので、水位が変わってます。
以上が検証結果です。
温度の低下速度で白濁速度が変わるのがよく分かります。
とくに驚きは一分後ですね。
たった一分で白濁感がでてきます。
白濁は水を失うことなので、滑らかさや弾力を失います。
これからの時期、冷たい物が食べたくなりますが
葛を楽しむためには、あまり冷やさないことが大切なんです。