チョット時期が遅くなったのですが、葛の花を撮影に出かけました。
葛は秋の七草として知られ、残暑の頃から花をつけます。
今回、撮影を通じて気付いた事、感じたこと
葛の葉は、河原・フェンス・電柱・などなど
日当たりのよい場所であれば、どこでも繁殖するというイメージです。
しかし、花は少し違うように思えます。
昨年も少し感じましたが、撮影するとき花との距離が遠い。
花を撮影するなら望遠レンズが必須なんです。
すべてがそういうワケでは無いのですが、ほとんどの花が
高所にある場合が多いんです。
地面を這うツルよりも、高い木に巻きついているツルに多くの花をつけます。
なぜなんでしょうか?
花の終わりに豆を付ける。もちろんその豆の中に種ができる。
その種を守ろうとしているのかもしれない・・・。
そんな防御本能があるのか無いのか分かりませんが
そんな事を思いながら花を眺めていると
これまで思っていた、荒くれ者的な植物のイメージが抑えられて
なんとなくですが、か弱く愛おしい存在に思えてしまいました。