葛を使ったお菓子の中で
冬になると食べたくなるのが「葛湯」ですよね。
お客さんのお声で一番多いのが
「葛湯って体に良いんでしょ」というお言葉です。
その通りなのですが、なぜなのか?
まずは粒子のサイズです。
葛根より取り出された澱粉は、じゃがいもや米、小麦の澱粉と比較すると
粒子の大きさが非常に小さいのが特徴です。
粒子が小さいので、仕上がりが滑らかになるわけですが
なにより、消化吸収に良いのです。
体調不良時は、胃腸が弱るのでなるべく消化に良いものを、、、ってことです。
胃腸に負担をかけず、すばやく栄養補給ができるのです。
二つ目に特有の薬効成分を持つことです。
薬効について分かりやすいのが
↓ ↓ ↓ これです。 ↓ ↓ ↓
風邪をひいたら「葛根湯」
書いて字のごとく、原材料は葛の根です。
本葛粉は少々苦みを持っているのですが、それはこの薬効に伴うものなのです。
これらが、葛湯が体に良いとされる理由です。(今回は大まかな説明ですが、、、)
本葛粉は澱粉の中でも高価なものですが、いろんな優しさを持っています。
これから冬本番です。
一日一杯の本葛湯で体調管理してみてください。